今月の輝いている人

今月の輝いている人~高木さと子さん

今輝いている女性、ビジネスウーマンをご紹介しています。

今月は、「心を届けるハグニケーション」日本ハグ協会の
活動をされております 高木さと子さん
です。

 

◆インタビュー◆

◆きょうは
コミュニケーションの講師をしながら日本ハグ協会の活動を展開しております 高木さと子さんに
インタビューさせていただきました。

高木さん 今日はよろしくお願いいたします。
最初に 自己紹介をお願いいたします。

高木さと子です。 コミュニケーションの講師をしながら、日本ハグ協会の活動をしています。 コーチング、心理学、メンタリング理論をもとに 人が輝いて生きられるコツ、幸せに生きられるコツを 「心を届けるハグニケーション」など、オリジナルコンテンツやイベントなどを通してお伝えしています。
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◆ どのようなきっかけで 現在のお仕事を始められましたか?

子育てがひと段落して、自分で仕事を始めたときにコーチングの存在を知りました。日本ではまだまだ知られていなかったけど、とても大切なことだと思い、本格的に勉強し始めました。 仕事に活かせたらいいなとか、子育てにも役立つなと思って始めましたが、大切なことだから伝えなきゃと思ってはじめた講師の仕事が自分にぴったり合っていることがわかり、はまってしまいました(笑)

講師としては10年ほどになりますが

ハグ+コミュニケーション
=ハグニケーション

という形で、
独自の世界観を持ってお伝えするようになったのは、2009年からです。

 

◆すばらしいですね。ハグをプラスしたハグニケーションには、人と人との絆をより強くする心の温かさを感じます。今の仕事で、どのような苦労したことや大変だったことがありましたか?

出張が多くて、子どもたちのケアができないことがありました。泊まりのときなどは両親にはずいぶん助けてもらいました。今は、大きくなったので随分楽になりましたよ。
仕事が不定期なので、スケジュールの報告をしっかりしないと子どもが不安そうにします。いまは、自宅で原稿を書いたりしていても、よく理解して協力してくれています。
遠方に行ったときや、楽しかった時も、どんな仕事だったのか、どんなものを食べたのか、どんな人と出会ってどんな経験をしたのか、たくさん話すようにしています。

◆お仕事の内容をお子さんたちにしっかり伝えて、楽しさを共有することで、お子さんたちの理解を得ていかれたのですね。この仕事のやりがいはどんなところでしょうか?

そうですね、一度に多くの人に思いを届けられることでしょうか。
いろんな経験や価値観を持った方々に伝える時に、どんなふうに伝えたら伝わるかな?とか、たった2時間の講演で、どうしたら最高のものを持って帰ってもらえるかな?と模索するのが大好きです。
個人セッションもそうですが、いろんな方とお会いするので、知らず知らずにいろんな方の人生を経験し、人からの学びがあり私の経験値も増えていると感じます。本当にありがたいことです。

お仕事を通して共に学ばれて自分の成長も実感されていらっしゃるのですね。素敵なお仕事ですね。
この仕事を通して高木さんはどのように変りましたか?

まず、すべてのことは自分に帰ってくると実感したことです。
人に何かを伝えようとするとき、いかに自分が出来ていないか、自分がわかっていないかを突きつけられました。自分の在り方を振り返るのが毎日の習慣です。
そして、改めて実感しているのは仕事には完成というものがないということ。
時代の変化も早く、ものごとは常に進化をし続けるのでその流れをくみながら、コミュニケーションの本質を伝え続けることは、とっても大切な役割であり、磨き続けるものだと思っています。
出会う方々、目の前に起きる課題のおかげで成長していると実感しています。

◆毎日の習慣として自分の在り方を振り返っていらっしゃるのですね。
高木さんの今を4字熟語で表すとしたら どんな漢字でしょうか。

「鼻先思案」でありながら、「千思万考」し続けています。
一見矛盾のようですが、まずは、ぱっとやりはじめる。
やりながらじっくりと考える(笑) これが自分らしいスタイルなんです。

◆まずは行動すること。動きながら思考していくということですね!
高木さんが、今いちばん集中して楽しまれていることは何ですか。

日本ハグ協会の活動です。 8月9日、ハグの日は「ハグニケーション発祥の地」名古屋でイベントを開催します。

日本中を旅しているキャラクターの
「はぐよ」が名古屋に帰ってきます。たくさんの方々に抱きしめられて、
たくさんの思いを持って名古屋に帰ってきます。
日本中の方が応援に来てくださるとっても素敵なイベント。

年に一度の大切な日なので、みんなで楽しみながら準備をしています。
はぐよ日本縦断の旅

◆はぐよちゃんは、たくさんの愛を抱えて帰ってくるのですね(^^)
高木さんの人生の中でいちばん嬉しかったことは何ですか。

子どもが生まれたときです。
とにかく子どもが大好きで今でも赤ちゃんを見ると不審者かというくらい(笑)笑いかけたり、触りたくなってしまいます。
自分の子が生まれたときは、あまりにも愛おしくて何度もキスしました。
生んでくれた母の気持も、あのときやっと少しわかった気がしましたね。

◆人生の中で何か後悔していることはありますか。

ないといったら嘘になります(笑)
でも、向き合い方は知っているつもりです。

◆高木さんはこれからどのように生きていきたいですか。

私はブログで「マザーさと子」と名乗っています。マザーテレサを目指しているわけではなくて、「マザー」=「母」です。(笑)
私には、とくに取り柄があるわけでもなく、ふたりの子どもたちを育ててきたのが一番の強み。わが子はもちろん、目の前にきた人を抱きしめるような気持ちで受け止められる自分で在りたいなぁと思ってます。

父親のように背中で生き様を魅せて、母親としてあたたかく見守り、その結果、目の前の人が元気になったり、やる気になるような生き方をすることが、自分に課した役割です。

同時に、夢に向かってはいつまでも子供のような気持ちでいられる大人でありたいです。
やりたいことは、遠慮しないでできる自分でありたいと思います。
意外にも「いい子でなければならない」が強い子ども時代を過ごしてきたので、自分の枠を外したら楽になりました。
どんな大企業でも、セミナーの最後には「日本流ハグ」を実践しますが、いままで一度もストップがかかったことはないですよ。むしろとても喜んでいただけてリピートしていただけます(笑)

◆高木さんと出会った方たちは、母のような包まれる温かさにほっと和まれて人との絆の大切さをより感じられるのでしょうね。
これから起業する人へのアドバイスがありましたら、 お願いいたします。

起業のヒントは、すでにご自身の中にあります。
苦手なことを克服するよりも得意なこと、大好きなこと、楽しんで続けられる方法を知っていくことが大切だと思います。
好きなことも仕事となると、問題や課題にあたりますが、その商品やサービスに愛情や思いがあるからこそ、続けられると思います。 また、なぜそれをやるのかという「意味付け」があるといいですね。「自分がやる理由」があると、困難が来ても乗り越えることができます。それは、自分の過去の経験だったり、社会に対する思いであったりします。

何よりも、忘れてはいけないのが一番近くの人に感謝することです。
起業することは、新しいことが増えるわけですから、絶対に時間的な制約やお金のことなど新たな課題が出てきます。そのとき、一番の味方は、誰でもない家族ですから。一番近くの大切な人に感謝と自分の思いを伝え続けることを忘れないでほしいです。 ありがとうございました!
【ご参考】平成の社長塾

◆お忙しい中 ありがとうございました。これからもますますのご活躍を期待しております!