今月の輝いている人

今月の輝いている人~榊原久子さん

今輝いている女性、ビジネスウーマンをご紹介しています。

今月は
保育園版ネウボラコーディネーターの 榊原久子さんです。

 

◆インタビュー◆

◆今日は、
保育園版ネウボラコーディネーターとして活躍されております、 榊原久子さんにインタビューさせていただきました。

榊原さん 今日はよろしくお願いいたします。
最初に 自己紹介をお願いいたします。

 

榊原久子です。
大学卒業後、幼稚園・保育園の現場で担任として保育にあたってきました。
1父母も男性・女性として生涯発達していくことを踏まえ発達心理学の視点から「家族の育ちを見守り支える」子育て支援に、13年間施設長として取り組んできました。

2004年子育て支援拠点開設当初より、妊娠・出産・育児期の切れ目のない支援と、子育て導入期における男女のパートーシップの再構築の大切さを提唱してきました。
2015年度からは国のモデル事業である「和光版ネウボラ」の立ち上げに携わっています。
「全ては 1 対 1 の関わりと対話から」との理念で日本版ネウボラである子育て支援を展開。
現在は、保育園版ネウボラへの挑戦と、高齢と子ども子育ての世代間をつなぐ地域包括的な視点から新規事業の立ち上げと研究に携わっています。

白梅学園大学院子ども学研究科修士課程修了
元和光市南子育て世代包括支援センター施設長
社会福祉法人つばさ福祉会世代包括ケア事業部保育園版ネウボラコーディネーター
東京都健康長寿医療センター研究所研究員
彰栄保育福祉専門学校非常勤講師
臨床発達心理士・保育士・幼稚園教諭第 1 種
アメリカの大学に飛んだ19歳の長男と17歳の次男と14歳の三男。
3人息子の母

◆ 榊原さんは どのようなきっかけで 現在のお仕事を始められましたか?

もともと幼稚園の教諭だったのですが、第2子出産の折、産前産後の枠組で第1子が保育園に入所しました。産後身近に頼る人が居ない中、子どものみならず、家族丸ごと、保育園に心も体も支えていただきました。
以来、3男坊が卒園するまで、常在戦場のような日々の子育てを保育園の先生に伴走してもらいました。
「わからないこと」がわからない、そんな、不安だらけの毎日に伴走してくれる人が居る。
わが子の育ちを一緒に支えてくれる人が居る。

子育てにおいて、こんなに安心感をいただける場所は保育園以外にないと思いました。

「受けたご恩を返したい。」その思いから復職を決意しました。
自分も保育者の資格を持っているのだから、この後に続く、ママやパパのために安心感を紡いでいける仕事がしたいと思い、保育現場にパートとして復職したのが始まりで 当初は幼稚園教諭の資格だけでしたが。
仕事を重ねる中で夜間の大学院にも進学。
臨床発達心理士と保育士の資格は独学で取得しました。

◆榊原さんの想いは新米ママ、 パパたちにとても力になっていたと思います。 今の仕事で、どのような苦労したことや大変だったことがありましたか?

異業種異職種との連携です。
同じ言葉を使っていても、バックグラウンドの異なりで、意味が全く違う。
自分で言葉の解釈を応用させながら、協働していくことが大変でした。

◆この仕事のやりがいはどんなところでしょうか。

日常生活の当たり前の生活に感謝できること。
親子が家族として育っていく様子に触れていられることです。
沢山の人と出会うことができること。

◆親子が家族として育つ現場に立ち会うことで、日々の生活への想いも深くなっていったのですね!この仕事を通してどのように変わりましたか。

家事と育児を上手に諦められるようになりました(笑。

◆榊原さんの今を4字熟語で表すとしたら どんな漢字でしょうか。

桜梅桃李
桜はさくら。梅は梅。
自分らしく、適切な時に花を咲かせ、実を結ぶ。
自分の信じた道を歩き続けることをあきらめない。

そんな思いです。

◆今一番集中して楽しんでいらっしゃることは何ですか。

新しい人と出会うこと。
新しい街に出向くこと。
新しい知見に触れることです

◆人生の中でいちばん嬉しかったことは何ですか。

師との誓いを一つずつ果たせたとき。
我が子を出産した後。
家族で過ごしたひととき。

◆人生の中で何か後悔していることはありますか。

外国語をもっと学んでおけば良かったです

◆榊原さんは、これからどのように生きていきたいですか。

一度決めた誓いを果たす人生。
自分らしくあり続ける人生を送っていきたいと思います。

◆ これから起業する方へのアドバイスがありましたら、お願いいたします。

私は起業はしていませんので、アドバイスはできません。
ただ、自分がやってみたいと思ったことは、いつか必ずその道へとつながるときが来るので「今をあきらめない」ことを大事にしてほしいと思います。

 

◆お忙しい中 ありがとうございました。これからもますますのご活躍を期待しております!