今月の輝いている人

今月の輝いている人~福岡由美さん

今輝いている女性、ビジネスウーマンをご紹介しています。

今月は
ライターエージェント 株式会社ヒューズ・エンタープライズ 代表の
福岡由美さんです。

 

◆インタビュー◆

◆今日は、
ライターエージェント 株式会社ヒューズ・エンタープライズ 代表であり、住宅ライターとして活躍されております 福岡由美さんにインタビューさせていただきました。

福岡さん 今日はよろしくお願いいたします。
最初に 自己紹介をお願いいたします。

 

住宅ライターの福岡由美です。
ライターエージェント株式会社ヒューズ・エンタープライズで代表を務めています。
住宅ライターというのは、住宅情報サイトや雑誌等に第三者の目線でレポートを寄稿する仕事。
現在は、地元の名古屋と東京を2拠点として、全国各地でマンションや一戸建ての新築物件・賃貸物件、街づくりへの取り組み等に関する取材活動を行っているほか、マンション購入セミナーや家づくりセミナーの講師を務めさせて頂いております。
ライターになる前は放送局のラジオレポーターだったため、現在もライター業と平行してラジオ番組の構成作家・レポーターとしての仕事も続けています。

★HP:中日新聞Webオピ・リーナ『なごやのねたや福岡由美の名古屋ネタ帖』
★FB:福岡 由美

◆ 福岡さんは どのようなきっかけで 現在のお仕事を始められましたか?

ラジオのレポーターとして原稿を作りながら「話すのも楽しいけど、文章を書くことってもっと楽しいなぁ」と感じたのがライターへの転身を意識したきっかけでした。
20代半ばに最初のマンション購入を経験したことで住まいに興味を持つようになり、偶然目にした『住宅情報誌のスタッフ募集』の広告を見て応募したところ、面接官の方から「ラジオで話せるなら、文章も書けるでしょ?」と聞かれ、勢いで「はい!」と答えたのがこの仕事のスタート地点でした(笑)

 

◆ 今の仕事で、どのような苦労したことや大変だったことがありましたか?

新人の頃は、原稿が〆切時間までに仕上げられなかったり、印刷された原稿にミスがあったり・・・
いろいろな失敗がありましたが、実は振り返ってみると苦しかったり大変だった記憶ってほとんどありません。
仕事が好きだからでしょうか?
とにかく毎日忙しくしているのがしんどいけど楽しい!〆切りに原稿を間に合わせるために編集部で徹夜をして、イスを並べて仮眠をとっていた時代も、今となっては楽しく懐かしい思い出です。

◆この仕事のやりがいはどんなところでしょうか。

新しいお宅やお洒落なお部屋を見学(取材)できるということが楽しさのひとつ。
まったく知らない方のお宅で「トイレの中を見せてください」とか「収納の奥を見せてください」とズカズカ入り込んで見学できるのは“住宅ライターの取材”という名目があるからこそだと思います(笑)。
そして、自分が見て聞いて感じたことを文章にまとめ情報を発信し続けることは、大変な作業ではありますが、最大のやりがいでもあります。
自分が発信した情報が少しでも誰かの役に立てたら・・・と思いながら、毎日取材を続けています。


東日本大震災をきっかけに、被災地へ赴き
現地の住宅の被災状況や復興についての取材もおこなっている
2016年熊本地震後の熊本にて)

 

◆被災地の住宅事情についても取材をされていたのですね。
この仕事を通して どのように変わりましたか。

20代の生保OL時代は「夫と家庭のために生きる専業主婦象」を理想としていたはずなのに、現在のわたしの生活の中では、取材と締め切りが最優先。
仕事を優先するあまり、プライベートの予定をドタキャンして家族や友人に迷惑をかけてしまうこともありますが、人生でいちばん“仕事が楽しい”と感じている今、(家族や友人には申し訳ないのですが)このまま突っ走り続けたいと思っています。

◆福岡さんの今を4字熟語で表すとしたら どんな漢字でしょうか。

~上の回答を受けて~ 猪突猛進、でしょうか(笑)

◆今一番集中して楽しんでいらっしゃることは何ですか。

集中して楽しんでいるのは仕事。
でも、現在新婚なので(バツイチ再婚です・笑)、ダンナ様との時間はゆったりくつろぎながら楽しんでいます。

◆人生の中でいちばん嬉しかったことは何ですか。

嬉しかった、プラス、一番興奮したのは、約10年前に会社を設立した瞬間でした。
自分が代表取締役という肩書きの名刺を持つとは夢にも思っていなかったので(笑)。
お世話になっていた二人の社長のサポートを受けて、37歳のときにライターエージェントを設立しました。

◆人生の中で何か後悔していることはありますか。

後悔はありません。
失敗したことも悲しかったことも、すべて経験に無駄なことはなく、今の自分の糧になっています。

◆福岡さんは、これからどのように生きていきたいですか。

もうすぐ47歳になりますが、女性の40代後半から50代にかけては、体調や気持ちの変化が表れやすいとき。
そして、社会の中では、自分の存在感や仕事での立ち位置に対して“これまでの生き方の成果”が表れるときだと思っています。
そんな自分や周囲の様々な変化にもサラリと対応できるような“タフさ”と“柔軟性”を身につけながら、キラキラした60代を迎えられるように生きていきたいですね。

◆ これから起業する方へのアドバイスがありましたら、お願いいたします。

“悩んでいるならとりあえず進め!”という勢いで起業をしましたが、いろいろな方からのお力添えもあって設立から10年が経とうとしています。
起業の際には、明確なビジョンがあるに越したことはありませんが、何より絶対に欠かせないのは“その仕事が好きだ”という熱い想いでしょう。
“好きなことを一生の仕事にできる”って、とても幸せなこと。
悩んでいる方は、ぜひ前を向いてはじめの一歩を踏み出してみてください。

 

◆お忙しい中 ありがとうございました。これからもますますのご活躍を期待しております!