◇ オーストラリアの学校情報
「水泳」
オーストラリアの子供たち、とくにクイーンズランド州の海岸地域の
子供たちは、とても水泳が上手です。
どのくらい上手かというと、小学校3年生
(日本より学齢が1年はやいから、7.8歳児)の全員が、
50メートルプールをさっさか泳いでしまうくらいです。
そのプールは、子供では全然背がたたない深さなのにです。
全員がですよ。
たまに泳げない子がいますが、それはだいたいアジア人のこどもです。
小学5年生にもなると、その50メートルプールで、
全員が個人メドレーできます。
クロールや背泳ぎは、比較的簡単な泳ぎ方だから、
教わらなくてもできるものですが、
平泳ぎやバタフライは、むずかしいですよ。
見ていると、その平泳ぎは犬かきみたいだね、とか、
バタフライというよりはおぼれているみたい、な子もいるのですが、
けっしてあきらめず、最後まで泳ぎきってしまいます。
すごいなーと、感心します。
オーストラリアの競泳が強いのも、こういう土台があるからなのですね。
多くの家にプールがあって、幼児のうちに水泳教室にかよって、
泳げるようにします。
ゴールドコースト市は人口45万人ですが、
50メートルのオリンピックサイズのプールが、
学校や市営プールを合わせて、10個はあります。
温水なので、冬でもおよげます。
小さいサイズの水泳教室、プールは、もっとたくさんあります。
もとオリンピック代表の水泳コーチも、たくさんいます。
でも、オーストラリアの競泳って、自由形は強いけど、
平泳ぎのような、技術の必要な泳ぎ方は、ぱっとしません。
どうしてなのでしょう。
ひとでが学校の水泳クラブで練習しているのをみると、わかります。
コーチ 「じゃまず、自由形で4往復」
ひとでたち 「ざぶざぶ、すいすい」
コーチ 「また自由形で6往復」
ひとでたち 「ざぶざぶ、すいすい」
コーチ 「バタフライで1往復」
ひとでたち 「ざぶざぶ、すいすい」
コーチ 「キックボードで自由形2往復」
ひとでたち 「ばしゃばしゃばしゃ」
コーチ 「自由形6往復」
ひとでたち 「ざぶざぶ、すいすい」
コーチ 「よし、最後に軽く自由形1往復」
ひとでたち 「ざぶざぶ、すいすい」
コーチ 「じゃ、また明日」
コーチは、あまり泳ぎ方を直したりしてくれません。
ただ、自由形を泳がせてばかりいます。
泳げば体力がつくかもしれないけど、うまくも、速くもなりません。
そうやって泳がせているうちに、才能がある子ははやくなっていくから、
それをみているだけみたいです。
何も教えてくれないスポーツコーチは、水泳に限らず、
どのスポーツでもそうです。
日本では、部活動の先生でさえも、丁寧に指導してくれますよね。
どちらがいいのかわかりませんが、ひとでには、日本風のコーチが、
あっているように思います。
By ひとでお母さん