◇ オーストラリアの学校情報
「学年末の表彰式」
オーストラリアの学年は、暦年と同じなので、12月が学年末です。
普通は、12月の第2週目でおしまいになります。
ひとでの学校は私立なので、それより2週間はやく、
11月末で学年が終わりになります。
(学校の説明によると、公立の学校は午後3時で終業するが、
私立の学校は3時半終業だから、毎日30分長く勉強した分、
早くお休みにするのだそうです)
学年末の最後の週には、成績優秀者、スポーツや音楽クラブの功労者、
などへの表彰式があります。
Speech Dayスピーチデー(夜おこなわれるときには、スピーチナイト)
と呼ばれる事が多いようです。
まず重要な賞は、成績優秀者への表彰です。
ひとでの小学校では、成績優秀者には次のような賞があります。
Prep Pursuit プレップパースート
努力賞
到達レベルは高くないけれども、
特に努力をして成果がみられる子に出ます。
1、2年生は比較するほどの差がないので、全員にこの賞がでます。
Academic Achievement アカデミックアチーブメント
学年のはじめころには普通だったけど、
終わりには良い成績になった子にでます。
ひとクラスから7―8人。
Academic Excellence アカデミックエクセレンス
学年のはじめから終わりまで、
ずっと良い成績だった子に出ます。
ひとクラスから5―6人。
Scholar of Prep スコラーオブプレップ
クラスで一番にあたえられる、最高の賞。
ひとクラス1人か2人。
賞品として、校長先生のサイン入りの本がもらえます。
特に勉強が不得意でないかぎり、クラスの大半が、
成績優秀者の賞をもらうことになります。
もうひとつ大事な賞に、5年生以上の生徒にあたえられる、
Prep Horn(プレップホーン)があります。
ホーンは、角笛のことで、栄光の象徴とされています。
ひとでの学校では、勉強、運動、音楽を、教育の3つの柱にしていて、
生徒全員がそれぞれ、3つの分野の活動すべてに、
参加することを奨励しています。
いろいろな活動にはポイントがあって、
たとえば、ラグビーチームにはいったら2点、
コーラスクラブにはいったら3点、
チェスチームにはいったら3点というふうになっています。
アカデミックアチーブメント以上の成績優秀者で、
活動ポイントが、運動と音楽の両方を含んで20以上あって、
年に数回ある教会でのお祈りにも参加していると、
その努力をたたえる意味で、特別のバッジがもらえるのです。
ポイントの数によって、ブロンズホーン(銅色のバッジ)、
シルバーホーン(銀色のバッジ)、ゴールデンホーン(金色のバッジ)が、
もらえます。
小学校のうちは、とにかくなんでもやらせてみる、
いろんな可能性をためさせてみる、
かたよりのない全人格的な教育をする、
というのが、ひとでの学校の教育理念です。
勉強ができて、スポーツマンで、ピアノがうまくて、
なんていうと、少女マンガにでてくるヒーローみたいですが、
どの子も、そういうふうになる素質があるものなのです。
今年の表彰式では、50人以上がバッジをもらっていました。
勉強だけしていて、運動や音楽活動に参加しない子や、
スポーツはできるけど、勉強をちゃんとしない子や、
音楽と勉強ばかりしていて、スポーツしない子は、
かっこわるいですね。
By ひとでお母さん